すこやかなマタニティライフとおなかの赤ちゃんのために|ママと赤ちゃんのための「サプリメント(栄養)外来」
ママと赤ちゃんの栄養の大事なおはなし
つわり・むくみ・貧血・イライラ・・・。
妊娠中の辛いことの原因として、必要な栄養が不足していることが考えられます。
また、赤ちゃんにとっても、ママからもらう栄養は、産まれる前も、生まれてからも、とても大切です。
夜泣きをしない、ミルクをよく飲む、免疫がある、アトピーや喘息にならない・・・。
こんな赤ちゃんは、ママの胎内で必要な栄養をたっぷりもらって産まれてくるのです。
鉄
鉄は、赤血球を作る、体内に酸素を運ぶ、コラーゲンの生合成に必要・・といった働きがあります。妊娠期には、10ヶ月で急成長する胎児と子宮のために、鉄の必要量が増大します。
ビタミンB群
ビタミンB群は、子どもの頭脳発育に欠かせないビタミンです。
母体の栄養摂取と生まれてくる子供のIQ(4歳時における169人のテスト結果)
- ビタミン摂取※
- 平均IQ101.7
- 摂取なし
- 平均IQ93.6
※母体栄養摂取量
- ビタミンB1:2mg
- ビタミンB2:4mg
- ナイアシン:20mg
- 鉄:15mg
Harrel, R.F., Woodyard, E.R. and Gates, A.I. The influence of vitamin supplementation of the diets of pregnant and lactating woman on the intelligence of their offspring. Metabolism 5:#5, 555-562, September 1956.
また、不足すると、夜泣き、けいれん発作、無感動、落ち着きがない等の原因となることがあります。
亜鉛
亜鉛は、細胞代謝を促進するミネラルです。子どもの成長を助けたり、アトピー性皮膚炎の敵・活性酸素の消去を助けます。疲労回復や若さの維持にも欠かせないミネラルです。ママのためにも積極的に摂りましょう。