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症状について

しわ

シワにも色々なシワがありますが、(1)静止時のシワ:顔の表情を動かさずにじっとしている時でも見えている小ジワ・チリメンジワなどのことです。老化が進むと、誰にでも、どこにでも出来てきます。年々、お肌のコラーゲンの量が減って、弾力性がなくなってくるとシワは目立ってきます。

(2)動作時のシワ:表情ジワといって、顔の筋肉を動かした時に出るシワです。目尻・おでこ(眉毛を上に持ち上げることで出てきます)・眉間・口角などがそうです。筋肉が動けば動くほど、シワは深く刻まれていきます。表情ジワは、その方のクセによるものがほとんどなので、中々自分で意識して表情ジワを止めることはなかなかできません。改善するには、なるべく動かさないようにすればいいのですが、知らずにしているクセだとほぼ無理です。動きを止めることができれば、表情ジワが深くなるのを予防し、目立ちにくくさせていくことが可能です。

治療

(1)静止時のシワ

皮膚のコラーゲンを増やして、しっかりさせていくことが大切です。コラーゲンを増やす治療として、ジェネシスやタイタンなどの光・レーザー治療があります。また、一時的ですが、シワの溝を少し膨らませて浅く見せかけるのに、ヒアルロン酸注射を行うこともあります。

(2)動作時のシワ

筋肉が動くのを止めさせるために、ボツリヌストキシン(いわゆるボトックス®)注射を行います。

(1)(2)の両方が合わさっている場所も多く、その場合は両方の治療をしないと効果は悪くなります。
また、両方したいと思っていても、適応がない場所もありますので、診察の時にご相談ください。法令線のところは、小ジワができていることもありますが、タルミの要素の方が強いので、シワ治療だけでは不十分なことが多いです。